「英語を勉強しているけどなかなか思い通りに話せない」
「一生懸命勉強しているが何度も壁にぶつかってしまう」
「英語学習が思うように捗らない」こんな悩みをお持ちの方はいませんか?
今回の記事を読んだ後は英語学習に対する苦手意識がなくなり、どうすれば英語で話せるようになるのかがはっきりとわかります。
正しい勉強の方法や覚えるべき英語のフレーズ、実際に外国で英語が使えるようになる学び方を解説していきます。
正しい英語学習とは
英語を勉強しているけどなかなか思い通りに話せない人、英語学習が思うように捗らない人などは結論から言うと、「不必要な英語を学ぶ時間が多い」ことが原因です。
英語学習で身に付けたいのは英単語や文法の公式ばかりではなく、「英語を話せるようになる」つまり、「普段話している内容の日本語を英語に変換する」という目的の人が多いのではないでしょうか。
しかし、多くの人は普段使わないようなフレーズを覚えたり、日本人でも気にしないような文法の公式に時間を費やしてしまっています。
よく英語学習というと英単語帳を作成し毎日スキマ時間に英単語帳をめくり単語のボキャブラリーを増やそうとする人がいます。
それ自体は間違いではないのですが、その英単語帳でどんなフレーズを覚えようとしているかが非常に重要になります。
例えば「Architect」という単語の意味は「建築家」です。
この単語は建築家の方は必ず覚える必要がありますが、それ以外の方はさほど重要ではないので覚えるために時間を費やすのは非効率です。
覚えるべきフレーズというのは自分の職業や趣味に関連したフレーズです。
医療関係の方は「喉」という意味の「Throat」、農業関係の方は「穀物」という意味の「Featilizer」などが挙げられます。
このように自分の身の回りに注目し、自分の職業や趣味に関連したフレーズを英単語で覚えることが正しい英単語学習です。
この学習方法は英文でも同様です。とある英語の教科書にこんな例文がありました。
「Tell me your favorite subject」
教科書によくありがちな例文ですね。日本語に訳すと「あなたの好きな科目を教えて」になります。
この例文は果たして実用的と言えるでしょうか。
もちろん「教えて」という意味の「Tell me」を学ぶには良いかもしれないですが、この例文ではなく、実際に普段話している内容に置き換えるだけで実用的になります。
例えば「Tell me your thoughts」日本語訳は「あなたの考えを教えて」です。
このように置き換えれば一気に実用的になります。相手の科目を聞く事は少ないですが、考えを聞く事は日常であり得る事です。
覚えようとしている単語や出てきた英文を自分なりに実用的に置き換える事で、一気に覚えやすくなり、覚えただけで使える単語や英文が身につきます。
実用的な英語の学習方法
では具体的にどんな学習方法があるのか、どうすれば実用的な英語や本当に必要な英語が身につくのかを、2つの学習方法で解説します。
オンライン英会話で本物の英会話に触れる
1つ目の学習方法はオンライン英会話です。
オンライン英会話とは、パソコンやスマートフォンで世界中の英語教師とオンラインで繋がり、直接会話することで英会話のスキルアップを目的としたサービスです。
個人英会話スクールや大手の英会話スクールと比べると圧倒的にレッスン1回の料金が安価です。安価で直接本場の英語が学べるというポイントが人気を誇っている理由です。
オンライン英会話の種類にもよりますが、いろいろな講師を選択することができるのも大きな魅力です。
相性が合わないと感じれば講師をすぐに変えられますし、多くの人と会話するのもコミュニケーション能力アップに繋がります。
オンライン英会話では、自宅学習週に単語学習や文章の音読、問題に答える学習などありますが、基本的に講師と常に会話をしながら英語学習をすることです。
講師と会話しながら英語を学ぶのですが、その中でフリートークの時間が自分自身の英会話力アップに繋がります。
フリートークでは、自分の職業や趣味に関して会話をしてみてください。
また、会話の前に講師に「自分の英語のフレーズが間違えていたら教えてください。
そして正しいフレーズを教えてください」と事前に伝えておきましょう。
こうすることで、自分の職業や趣味に関連した使えるフレーズを正しく学ぶことができ、英語のボキャブラリーが少なくてもある程度日常会話ができるまで英会話力が上達するでしょう。
また、オンライン英会話で実際に勇気を持って外国の方と会話をすることで、コミュニケーション能力が大きく成長します。
英語をよく理解して学んでいる人でも、いざ外国へ行き英語で話そうとしても他人に声をかけられなかったり、緊張して思い通りに英語が出てこなかったりする場合が多いです。
オンライン英会話で「外国の人と話す」という習慣をつけ、慣れておく事は非常に重要です。
使える英語のフレーズをフリートークで学び、コミュニケーション能力を高めることが正しい英語学習の一つです。
英文で日記をつける
2つ目の学習方法は英文で日記をつけることです。
先ほどご紹介したオンライン英会話で自分の職業や趣味に関して会話する時、「どんなことを話せばいいのかわからない」といったケースが多くあります。
そこで、英語で日記をつけることがその手助けになります。
英文で日記をつけることで得られるポイントは以下です。
・自分にあった使えるフレーズが学べる
・日常会話で話す際のオリジナルの英語表現を学べる
自分が普段関わっていることを英文で日記に書くので、必然的に自分にとって使用頻度が高い英語を知ることができます。
また、日記にすることで個性のある文章になり、自分オリジナルの話し方や表現の仕方、会話のパターンが増えます。
簡単な手順としては
①自分の職業や趣味に関してその日あった出来事をノートに日記として自由に書く
②日本語の日記を英文に訳して書いてみる。どうしてもわからないフレーズのみ調べる
③英文を翻訳サイトやアプリで入力し、自分の多い通りの文になっているかチェックする
④フレーズが間違えていたら、正しい文法や単語を調べて修正する
⑤最後に出来上がった文章を声に出して何回か読む
ここで一番重要なのが、③です。例を出して説明します。
実際に完成した日記が仮に「朝コーヒーを飲んでから仕事に行った」だとします。
この文をそのまま翻訳サイトで翻訳すると「I went to work after drinking coffee in the morning」となります。
しかし、自分が書いた文章が仮に「I drank coffee in the morning and I went to work」だったとします。
この文を翻訳サイトで翻訳してもほぼ同じような内容になり、言い回しも簡単です。
文章は違っても、伝えたいことが伝えられるかが重要なので、完璧に正しい文章じゃなくても大丈夫ということです。
ある程度言い回しが違っても人間は話の内容を理解できるので、小さな部分を気にすることがなくなり、勉強効率が上がり英語を覚えやすくなります。
最初は自分の現在地を知るためにも、完璧に書こうとはせずに間違えてもいいので書くことが大事です。
そして習慣化するために、まずは1行、慣れてきたら2行、のようにコツコツ取り組み、ストレスのない文章量で始めてみましょう。
簡単で効率的な勉強から始めましょう
オンライン英会話や、英文で日記を書くことが実用的な英語の学習方法と伝えましたが、実際に自分が求めている英語のフレーズは自分の身近なところに存在します。
まずは簡単な日記から始めるのがおすすめです。10分程度ですので時間もかかりませんし、効果的です。
日記を書くためにも、普段自分が興味を持つものや自分の職業、趣味を英語ではどのように表現するのか注目することで使えるフレーズが増えていきます。
日本語の単語で「これは英語でどう表現するのだろう」と思った単語をメモしておき、その日の日記の書くのも効果的です。
そして日記に慣れてきたら、オンライン英会話に挑戦してみてください。
少しずつステップアップしながら学習することで自分にとって必要な英語のフレーズがわかってきます。
普段の単語学習や文法学習も間違いではないですが、実用的な使えるフレーズの学習に多くの時間を割くことが英語学習の近道です。是非実践してみてください。