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英会話はスポーツだ!英会話が上手くなる3つのマインドセット

★ 目次 ★

「日本人は英語ができない。」

「毎日英語を勉強しているのに、英語ができない。」

日本人なら誰しもこんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

実は、これには少し語弊があります。

日本人は「英語をできない。」のではなく、

日本人は「英会話が上手ではない。」というのが正しい認識です。

裏を返せば、日本人はある程度は英語の「読み書き」はできるということ。

つまり、「英会話」をするだけの材料(語彙)、基礎はあるということです。

それでも、何だか英会話だけは上手くできないと考えている人も多いはず。

そこで、今回は

英文法や発音の練習の仕方ではなく、「英会話」に対してのマインドセット、「英会話」に特化した練習の方法やTipsをご紹介していきます。

 

「英会話」はスポーツである。

まずは前提となる「英会話」において一番大事なマインドセットについて考えていきます。

 

「英会話はスポーツである。」

 

よく、「会話はキャッチボール」なんてフレーズを耳にする人もいるかと思いますが、まさにその通り。

相手の話を「聞き」、そして自分の「意見」を言う。

これで初めて会話が成り立ちます。これは日本語でも英語でも同じことです。

そして、日本人に欠けているのは「自分の意見」を言うこと。

多くの日本人が、国民性である遠慮がちな性格に加え、

自分の英語力の無さや、緊張から、多くの人が聞き一方になってしまうことも多いはず。

さらに、留学をせずに独学で英語を勉強している人にとっては、英会話の機会すらあまりない状況のため、自分の意見をいえずに、聞き入ってしまう人が多く生まれてしまうのだと思います。

聞き一方になってしまう人が使う英語フレーズの代表格といえば、

 

「yes.」、「I see.」、「Me, too.」、「Really.」

 

心当たりがある人も多いはずです。

しかし、これでは相槌を打っているだけで全然会話が成り立ちません。

ですので、これから英会話をするときは「自分の意見を言う。」と言う気持ちを持つようにしましょう。

そして

最低でも「自分から話す」ことを心がけましょう。

能動的に聞く意識。

次に重要なことは

「相手のことを能動的に聞く。」

 

ということです。

「英会話はスポーツ」もとい「キャッチボール」と言うことについて前の章で紹介しました。

さらに、英会話下手を脱出し、上手に会話するには、

「自分の意見を言う。」ことが必要であることも説明しました。

しかし、英語で自分の意見を言う以外にも重要なプロセスがあります。

キャッチボールを成り立たせるためには、まずは相手に傾聴し、何を言っているのかを理解した上で、自分の意見を言わないといけません。ですが、市販のリスニング教材や、音楽、映画と違い、実際の英会話のスピードはとても速く、置いて行かれることもしばしばあります。

ですが、日本語で話していても相手の言っていることがよくわからないことはしばしばあります。その時多くの人は、

「え?今なんていった?」

「ちょっと早すぎて何言ってるかわからなかった。」

 

としっかり言えるのですが、英会話になると、途端にある傾向が現れます。

 

日本人が英会話の中で聞こえなかった時によくとる行動の一つに、

 

「わかっていないのわかっているフリをしてしまう」

 

がよく挙げられます。こちらも心当たりがある人が多いと思います。

しかし、相手の言っていることを理解しないでは会話を成立させることはできません。

そこで、重要になってくるテクニックが

「能動的に聞く。」

ということです。

能動的に聞くために、英語力、もといリスニング力が完璧である必要はありません。

むしろ、能動的に聞くと言うことは

 

・自分がわからないから、相手にもっとたくさん喋らせる。

・自分がわからないから、自分が理解できるまで何度も聞く。

 

ということです。

自分がわからないことが前提なのです。そしてそれを相手にも伝え、自分が納得するまで、わかりやすく話してもらう。

これが能動的に聞くということです。

 

こちらのフレーズは、相手の英語が理解できなかった時に

相手に待ってもらう、もう一度わかりやすく説明してもらうためのものです。

 

What did you say now?(今なんて言ったのですか?)

 

Sorry I didn’t get  your point. 

(ごめんなさい、要点がわかりませんでした。)

 

What do you mean by that? 

(それってつまりどういう意味?)

 

could you say that again? (もう一度言ってもらえますか?)

 

上のようなフレーズを使いながら、自分が理解できるまで聞き続けることがポイントです。

自分の話すターンを掴み取る。

相手の話をしっかり聞いた後には、自分の意見を言うターンがやってきます。

日本人は、相手の話を遮らないと言うことを美徳と捉える人も多いのですが、英会話においては、あまり気にせずにガンガン自分の意見を言っていきましょう。独学で英語を勉強していてあまり英会話をする機会がない人や、内向的な人は最初は苦労するかもしれません。

しかし、ずっと相槌だけを打って話を聞いているよりも、時には思い切って遮って自分の意見を言った方が会話が盛り上がることもあります。

「遮る」といった文化はあまり根付いていない人が多いので、最初は自分のターンを獲得することは難しいと思いますが、相手に遮られるまで自分の意見を話してみましょう。

 

「wait, wait!」 (ちょ、ちょっと待って!)

 

「I don’t think so. I think  ~.」

(私はそうは思わないな、むしろ〜〜。)

 

などのフレーズを使って、自分のターンを作り出し自分の意見や考えを英語で話してみましょう。

最初は、仲のいい外国人の友達などと練習してみると良いかもしれませんね。

相手に新しい発見を与えること。

「相手に新たな発見を与えること。」

 

こちら4つ目の応用編Tipです。

自分のターンをしっかりと掴み取ることができ、相手に物怖じせず、自分の意見を英語で言えるようになったら、あなたはもうすでに英会話をしていることになります。

相手の意見を能動的に聞き、自分の意見をしっかりと言うことができてある程度、英会話に対するハードルが下がってきたら、次に実践してみてください。

よく英会話をしていると、ネイティブである相手が教え、英語学習者である日本人が学ぶ、といった構造になりがちです。しかし、英語を学習している人、英語初心者であっても、ネイティブの人たちに新しい気づきや知らなかった事実を伝えることができるのです。

確かにネイティブの人たちは、あなたよりも英語ができるかもしれませんが、必ずしもあなたよりも何でも知っているとは限りません。

拙くても、不格好でも、あなただけが知っている事実や、あなたの考えを頑張って伝えてみましょう。

ポイントはあなたの得意な分野や領域のことを英語で話してみましょう。

 

「I didn’t know that!」

(それは知らなかったよ。)

 

「That’s interesting!」

(興味深いね!)

 

「That’s new to me!」

(初耳だよ!)

 

こんな言葉を、ネイティブの人たちから聞けたらとても嬉しいですね、

ぜひ、ネイティブの人たちに言わせてみましょう。

最後に

「自分はこんなに英語を勉強しているのに、いつになったら英語が話せるようになるのだろう。」

 

と思い、悩んでる人へ。

英会話は今日から始めることができます。相手の意見に耳を傾け、理解し、そして自分の意見を言う。

たったこれだけです。

最初は自分の考えをまとめるのに時間がかかるかもしれません。なかなか英語が出てこないかもしれません。

それでも頑張って伝えてみましょう。きっと何か良いフィードバックがかえってくるはずです。

ライター:ismile運営事務局

日本No.1の英語学習サービスi-smileを運営しています。

最新更新日 2020.06.29

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